バンクーバーに滞在していると、「近場でちょっとした旅行に行きたい!」と思う瞬間が訪れることがありますよね。そんな時におすすめなのが、隣国アメリカの「シアトル」。バンクーバーから日帰りや週末旅行で気軽に訪れることができ、美しい街並みや観光スポット、美味しいグルメを楽しめる魅力的な都市です。本記事では、シアトル旅行を最大限に楽しむための情報や注意点を詳しくご紹介します。

シアトルはバンクーバー滞在中の必見スポット

シアトルはバンクーバーから簡単にアクセスできる距離にありながら、異なる文化や雰囲気を味わえる都市です。観光地としても見どころが満載で、パイクプレイスマーケットやスペースニードルなどの有名スポットに加え、スターバックス1号店やクラムチャウダーの名店など、グルメも充実しています。特に、アメリカらしいスケールの大きさやダイナミックな景色は、訪れる人々を魅了します。

訪れるべきシアトルの観光地

パブリックマーケットセンター(Pike Place Market)

シアトルの観光の中心地として最も有名なマーケットで、約500軒以上のお店が集まる複合施設です。

  • 魅力: 新鮮なシーフードや手作りの工芸品を購入できるほか、魚を投げて渡す「魚投げショー」も楽しめます。
  • 入場料: 無料(購入費用は別途必要)。
  • おすすめ時間: 午前中の訪問が混雑を避けるコツ。
  • アクセス: ダウンタウンの中心部に位置し、リンク・ライトレールやバスで簡単に行けます。
  • 公式ウェブサイト: Pike Place Market公式サイト

ガムウォール(The Gum Wall)

パイクプレイスマーケット近くにある、色とりどりのガムで覆われた壁。ユニークな写真スポットとして人気です。

  • 魅力: アートとも言える独特の光景。訪れた記念にガムを貼るのも楽しい体験!
  • 入場料: 無料。
  • おすすめ時間: 昼間が写真撮影に最適。
  • アクセス: パイクプレイスマーケットから徒歩1分以内。
  • 公式ウェブサイト: ガムウォール情報

ワシントン大学(University of Washington)

シアトルを代表する名門大学で、美しい建築と緑豊かなキャンパスが特徴です。特にスーズアロ図書館(Suzzallo Library)は必見。

  • 魅力: ゴシック様式の建物内に広がる豪華な内装と大きなステンドグラス。まるで映画の舞台のような雰囲気で、本好きにはたまらない空間です。
  • おすすめ時期: 春の桜シーズンはキャンパス全体が満開の桜で彩られます。
  • アクセス: リンク・ライトレール「University of Washington Station」から徒歩数分。
  • 公式ウェブサイト: ワシントン大学公式サイト

スペースニードル(Space Needle)

高さ184メートルの展望タワーで、シアトルの象徴的存在。1962年の万博の際に建設されました。

  • 魅力: 展望デッキからはシアトル市街地、ピュージェット湾、マウント・レーニアの絶景が楽しめます。ガラス床エリアもスリル満点。
  • 入場料: 大人1人約35〜40ドル(オンライン予約がお得)。夜景が美しい時間帯もおすすめです。
  • アクセス: モノレールで「Seattle Center Station」下車すぐ。
  • 公式ウェブサイト: Space Needle公式サイト

T-Mobile Park

シアトル・マリナーズの本拠地で、野球観戦やスタジアムツアーが楽しめるスポット。

  • 魅力: MLB観戦や、グルメ豊富なスタジアムでの食事が人気。
  • 入場料: チケット価格は試合や座席によって異なり、約20〜100ドル。
  • アクセス: リンク・ライトレール「Stadium Station」から徒歩数分。
  • 公式ウェブサイト: T-Mobile Park公式サイト

パイクプレイスチャウダー(Pike Place Chowder)

シアトル名物のクラムチャウダーを提供する有名店。全米でのスープコンテストで優勝経験もあります。

  • 魅力: 濃厚でクリーミーなクラムチャウダーが絶品。シーフード好きにはたまらない味わいです。クラシックタイプだけでなく、ロブスタービスクなど種類も豊富です。
  • 価格: クラムチャウダー1杯約10〜15ドル。
  • アクセス: パイクプレイスマーケット内。
  • 公式ウェブサイト: Pike Place Chowder公式サイト

スターバックス1号店(Starbucks First Store)

1971年創業のスターバックス1号店は、コーヒー好きなら訪れたい場所。限定アイテムが手に入る貴重なショップです。

  • 魅力: 独特のレトロな店内デザインと、1号店限定のマグカップやグッズが手に入ります。オリジナルロゴもここでしか見られません。
  • アクセス: パイクプレイスマーケットの近く。徒歩圏内。
  • 公式ウェブサイト: Starbucks First Store情報

バンクーバーからシアトルまでのアクセス

アメリカ入国の際はESTAが必要です。】

  1. 車での移動
    バンクーバーからシアトルまでは約2時間半~3時間のドライブ(国境通過時間を除く)。
  2. バス(グレイハウンドやフリートライフ)
    安価で快適な移動手段。所要時間は約4時間。
  3. 鉄道(Amtrak Cascades
    バンクーバーのダウンタウンからシアトルまで直通列車で約4時間。
  4. 飛行機
    バンクーバー国際空港からシアトル・タコマ国際空港まで1時間弱。手軽ですが費用がやや高め。

シアトル内の公共交通機関

シアトルの公共交通は観光に非常に便利です。以下の手段を活用して効率的に移動しましょう。

リンク・ライトレール(Link Light Rail)

  • シアトル・タコマ国際空港からダウンタウンまで直通で約40分。観光スポット間の移動にも便利。

バス(King County Metro)

  • シアトル市内のほぼ全域をカバー。安価で利用しやすい。

ストリートカー(Seattle Streetcar)

  • 「South Lake Union Line」と「First Hill Line」の2路線。観光スポット付近を移動可能。

モノレール(Seattle Monorail)

  • スペースニードル周辺からダウンタウンまで約2分で移動。

フェリー(Washington State Ferries)

  • ピュージェット湾のフェリーで、シアトルから周辺地域へアクセス可能。絶景も楽しめます!

シアトル旅行の注意点とコツ

ESTAの準備

ESTA(アメリカの電子渡航認証)の申請が必要です。申請はオンラインで簡単に行えますが、早めの準備を!

国境の混雑に注意

週末やホリデーシーズンは国境が混雑することが多いため、移動時間に余裕を持つのがおすすめです。特に車での移動の場合、ピーク時には12時間待つこともあるので、早朝や夜間の時間帯を狙うとスムーズです。

まとめ

バンクーバーからシアトルは気軽に訪れることができ、異文化を楽しめる最高の旅行先です。事前準備をしっかり行い、効率よく観光することで、忘れられない旅の思い出を作ることができるでしょう。ぜひ、次の週末はシアトルへ足を運んでみてはいかがですか?

参考リンク

このブログを参考に、素敵なシアトル旅行を計画してくださいね!

@vancouver_osusume