バンクーバーに住むことを検討している留学生や既に滞在している皆さん、こんな経験はありませんか?

バンクーバーの美しい景色や多様な文化に惹かれ、滞在を計画したものの、実際にどれくらいの費用がかかるのか心配になったことがあるかもしれません。都市の魅力と共に、現実的な生活費を知ることは非常に重要です。ここでは、バンクーバーでの一ヶ月にかかる生活費を詳しく説明し、あなたが予算を立てる際の参考になる情報を提供します。

バンクーバーの生活費について知っておくべき前提

バンクーバーは、カナダで最も高い生活費を誇る都市の一つです。この街は豊かな自然環境と多様な文化、そして経済的な発展により、多くの人々にとって憧れの場所ですが、その魅力には相応のコストが伴います。バンクーバーに留学、観光で訪れる際には、予算をしっかりと計画し、バンクーバーで最高の留学生活を送るためにも、現地での生活費に備えることが重要です。

バンクーバーでの具体的な生活費の内訳

1. 住居費

バンクーバーでは住む場所を確保する方法としてシェアハウス、ホームステイ、プライベートのアパートや家の一角を借りるの三点があげられます。また住居費もそれぞれの形態に応じ上下するため上記三つの平均な費用をご紹介します。

  • シェアハウス($800~$1000):バンクーバーの留学生の多くが利用している形態がこのシェアハウスです。一般的に、一つの家や階を3~4人ほどでキッチン、トイレ、バスルーム、リビングなどをシェアします。プライベートルームは用意されることが基本なので、自分の部屋は自由に使える中で、いろいろな国からの留学生と交流を深めることができます。

  • ホームステイ($1100~$1500):ホームステイの魅力は何といっても食費を浮かせることができること!ホームステイ先にもよりますが基本的に朝、昼、夜ごはんがついてくることがほとんどです。また私の友達はホストファミリーと仲良くなりすぎで家を出た今でも月に一、二度遊びに行くほどです。まさに海外留学の醍醐味とも言えますね。

  • プライベート($1900~):こちらはキッチン、ベッドルーム、バスルームが完全にプライベートで使えることができます。しかし、完全プライベートなのでもちろん家賃が高いです。安いところで$1900なので平均的に$2000を超えるくらいです。この形態は主に仲のいい友達通しや恋人とシェアすることがおすすめで、私も現在この完全プライベートのところに二人で住んでいますが、全体の家賃が$1900の一人当たり$950となっています。もちろん完全プライベートなので寝る時間、バスルームを利用する時間など気にせずストレスフリーで生活できるのはいい点です。

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2.食費

食費は、外食か自炊かによって大きく変わります。自炊を中心にすると、月に $300~$500 程度に抑えられる可能性がありますが、外食が多くなると $800 以上かかることもあります。バンクーバーは最低賃金が上がったことで今後も物価がそれに伴いあがっていくことが予想されるため、外食にかかる費用も大きくなるでしょう。私も外食は週に多くて二回と制限を決めているため、自分なりのルールを設けることで外食も楽しみつつ、食費も抑えていきたいですね。また自炊をするうえでもカナダの食品は日本に比べ平均的な値段が高く、日本で当たり前に食べていたお刺身や日本米などは高い印象です。下の写真はバンクーバーの人気のアジアンスーパー<(T&T)左>とカナダのネイティブスーパー(<Real Canadian supermarket)右>の一部商品です。

3.交通費

バンクーバーは公共交通機関が充実しており、コンパスカード(日本のPasumoやSuika)を買い利用できます。電車を使う場合、バンクーバーはゾーンごとに区切られておりダウンタウンから遠くなるほどゾーン1.2.3と振り分けられています。1ヶ月の交通パス(ゾーン1)は $102.55 です。ゾーンの数が大きくなるごとに値段も上がっていきます。

ZONE1(ゾーン1)
ZONE2(ゾーン2)
ZONE3(ゾーン3)
大人
$107.30
$143.50
$193.80
13歳以上18歳以下
または
65歳以上
$61.35
$61.35
$61.35

4.通信費

バンクーバーにはTELUS (テラス)、Bell (ベル)、Rogers (ロジャース) の三つの大手通信会社があり、その通信会社三社の傘下に、格安なプランを求める方向けのプランを提供している子会社が存在する形となっています。上記で示したTELUS (テラス)、Bell (ベル)、Rogers (ロジャース) の三社は少し値段設定が高いプランになっていますが、カナダに留学をするとダウンタウンから離れた場所に遊びに行くこともあると思います。そういう面で考えると少し値段は高くなりますが、高品質かつ、広範囲にインターネットを提供できる三社は契約の対象になってくると思います。また、私の友達や知り合いでもやはり多くの人が上記三社のうちどれかを使っている人が多いため、やはり大手三社を選ぶのが妥当ということになります。

上記三社は多くのプランを提供しているため値段比較することが難しのですが共通のプランを比較すると、

  • Rogers :$55/mon (75GB、国内電話無制限、5G)
  • Bell : $65/mon (75GB、5G)
  • TELUS : $65/mon (75G、国内電話無制限、 5G)


上で示した値段比較はあくまで同じデータ量で値段比較したらの場合なので、皆さんの好みに合うプランを選択するのが一番だと思います。

5.日用品

カナダの日用品に関しては日本に比べ少し高いあまり変わらないという印象で私の場合、買いたいものに対して自分がどれだけ品質を求めるかで行くお店を決めています。

Dollaramaは日本の百均ショップのような立ち位置で必要な日用品はお手軽な価格で購入できます。ただし値段が安いだけに品質が必ずしも高いとは言えない印象です。私の場合、置き鏡やゴミ箱などそこまで品質にこだわりのないものはDollaramaで買うようにしています。値段は置き鏡(4ドル)、ゴミ箱(3ドル)、フォーク、スプーン(各1.75ドル)ほどで買えます。

Rexallはドラックストアで主にシャンプーやリンス、ボディーソープ、コンタクト液、サプリメントなどを買うときに利用しています。シャンプーは5ドル~10ドル前後が目安でボディーソープは安いときは3ドルの時もあります。基本的にお風呂回りの日用品はRexallで買うことがほとんどです。Rexallも日本と比べ大きく価格に違いがあるというわけでもありません。

最後がWinnersです。ここは主に少し高い家具やブランド品、食器、リンス、シャンプー型落ちが安くなって売られています。私の場合、品質を求めるもの、例えば、枕やソファー、リンスなどはWinnersに行ってお手頃な価格でいい商品がないかチェックしています。宝探し感覚で訪れるのも買い物する上での楽しみの一つになるかと思います。

結論

結論から見ると、一ヶ月の生活費は目安として$1300~$3000となることが考えられます。あくまで目安であり、自分なりの節約方法やちょっと贅沢な娯楽や食事を楽しむのも留学の醍醐味ですね。

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