【バンクーバーから35分!】水上飛行機で行く、日帰りビクトリア観光ガイド
バンクーバーから気軽に行ける旅行先として人気のビクトリア。
主な交通手段としてフェリーが挙げられますが、移動だけで4時間以上かかり、限られた時間では観光が物足りなく感じることも。。
そんな悩みを解決するのが水上飛行機!カナダプレイスを訪れたことのある方なら、一度は見たことがあるのではないでしょうか?
短時間で目的地に到着し、空からの絶景も楽しめる水上飛行機は、時間を効率的に使いたい人にぴったりです。
本記事では、水上飛行機の利用方法とビクトリアのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ビクトリアってどんな場所?
ビクトリアはブリティッシュコロンビア州の州都で、バンクーバー島の南端に位置しています。「花の都」とも称され、豊かな自然や美しいガーデン、英国風の街並みが特徴で、特に夏には多くの観光客で賑わいます。
Harbour Air(ハーバーエアー)とは?
バンクーバーを拠点とし、ビクトリア、ナナイモ、シアトルなど、12の目的地へ水上飛行機(seaplane)の定期便を運航しています。
どのターミナルもダウンタウンに近く、すぐに観光をスタートできます。
例えば…
・バンクーバー → ナナイモ:約20分
・バンクーバー → ビクトリア:約35分
・バンクーバー → ウィスラー:約45分
Harbour Air の利用方法
バンクーバーからビクトリアへ行く場合、カナダプレイス近くにあるCoal Harbourから出発し、ビクトリアのInner Harbourまで約35分のフライトです。
シーズンや時間帯にもよりますが、多いときには10~15分間隔で運航しています。
チケットは【Harbour Air公式サイト】(https://www.harbourair.com/) からオンライン予約が可能です。荷物の重さ規定があり、追加料金が必要な場合もあるので、予約時に忘れず確認しましょう。
チケットの種類と値段
バンクーバーからビクトリアへ行く場合、チケットは「Light」「Value」「Comfort」「Flex」の4種類があります。一番安い「Light」の場合、フライト変更不可、返金不可、手荷物は8lbs以下、などそれぞれ規定があります。
また、気になるチケットの値段ですが、2024年9月下旬で調べたところ【大人片道約121ドル~】でした(2024年9月10日時点)。
フライト当日の流れ
当日は、出発時間の40分前にはターミナルに到着し、20分前までにチェックインを完了させましょう。チェックインは5分もかからず、通常の空港で行われるような荷物検査も無くスムーズです。搭乗までの待ち時間は、無料ラウンジでゆったり過ごすことができます。
飛行中には、窓から海に浮かぶ大小の島々を眺めることができます。BC州の壮大で美しい自然を楽しんでいるとあっという間に到着。飛行機はビクトリアの中心部に着陸するため、すぐに観光をスタートできます。
ビクトリアおすすめ観光スポット
ビクトリアに来たらここは外せない!おすすめの観光スポットをいくつかご紹介します。
インナー・ハーバー周辺
ビクトリアの観光は、このエリアを拠点に動くのが便利です。州議事堂やエンプレスホテルなど、ビクトリアの歴史的な建物が並び、雰囲気も抜群です。
ガバメントストリート
ビクトリアのお土産屋さんをはじめ、たくさんのショップが立ち並ぶエリア。カナダ発祥の老舗「マーチーズ(Murchie’s)」や「ロジャーズチョコレート(Rogers’ Chocolate)」は必ず立ち寄りたい人気店です。
チャイナタウン
カナダで一番古いチャイナタウンがここ。人がやっとすれ違えるような細い路地を進むと、、異国に迷い込んだかのような雰囲気が味わえます。
フィッシャーマンズワーフ
インナー・ハーバーから海沿いを20~30分ほど歩いたところにある、カラフルでユニークな水上ハウスが密集した観光スポット。フィッシュ&チップスやアイスクリームなどフードも楽しめ、ホエールウォッチングのツアーなども開催されています。
マーケットスクエア
インナー・ハーバーから徒歩で約15分。レンガ造りの建物の中には古着屋やハンドメイドアクセサリーの雑貨屋などがあり、ショッピングを楽しみたい方におすすめです。
ブッチャートガーデン
ダウンタウンからはバスで1時間程度かかりますが、四季折々の花が楽しめる広大な庭園で有名なスポット。時間があれば、素敵なお庭を眺めながらアフタヌーンティーもおすすめです。
実際に水上飛行機でビクトリアへ行ってきました!
7月下旬に、実際に水上飛行機を利用してバンクーバーからビクトリアに行ってきました。そのときのスケジュールがこちら。
7:20 Vancouver Harbour ターミナル集合、チェックイン
8:00 バンクーバーを出発
8:50 ビクトリア到着(8:35着予定でしたが、飛行時間は多少前後するみたいです。)
9:00 ビクトリア観光開始!
18:30 Victoria Harbour ターミナル集合、チェックイン
19:15 ビクトリアを出発
20:00 バンクーバー到着
滞在時間は約10時間。のんびりと回りましたが、ダウンタウン周辺で行きたかった主要観光スポットは一通りめぐることができました。
市内の移動には、市バス(BC Transit)のワンデーパスを利用しました。たった5ドルで1日バスが乗り放題です。(現金のみ、バス乗車時に運転手さんから購入できます。)
- 海に浮かぶ島々を眺めていたら、あっという間にビクトリアに到着
- 平日でも行列のできる人気カフェ「Blue Fox Cafe」で朝ごはん
- フィッシャーマンズワーフは想像以上に多くの人で賑わっていました
- ダウンタウンの中心地では、お土産屋さんを巡ったり、アイスを食べたり
- 帰りは窓からスタンレーパークがよく見え、バンクーバーに帰ってきた~と実感
まとめ
- 水上飛行機を使えばバンクーバーから35分、最速でビクトリアの中心地へ
- BC州の大自然を空の上から満喫!
- 通常の空港のような面倒な手続きはなく、気軽に利用可能
- 日帰りでも十分に時間を確保し、観光を楽しめる!
フェリーを使って1泊2日でビクトリアを訪れるのも良いですが、
移動時間や宿泊代を考えれば日帰り×水上飛行機もアリ?!
ちょっと贅沢して、いつもと違う視点からバンクーバーの景色を楽しんでみてはいかが?