Point Robertsでのフラッグポール体験談
留学ビザからワーキングホリデービザに切り替えたい、けどどこでどうやってやったらいいかわからないと困っていませんか?Point Robertsはカナダからのみアクセスできるアメリカの一部となっており、ビザ更新や入国手続きの場として利用されています。この記事では、Point Robertsでのフラッグポールプロセスについて詳しく解説します!
フラッグポールとは?
「フラッグポール」とは、現在ビザを持っている国から一時的に出国し、直後に再入国することによって、ビザの更新やステータスの変更を行う手続きのことを指します。Point Robertsはその地理的特徴から、このフラッグポールを行う場所としてよく知られています。ビザや移民のプロセスを進めるための簡便な手段として、特にカナダに住む外国人に利用されています。
バンクーバーからフラッグポール可能な場所
バンクーバーからフラッグポールが可能な場所は以下の2か所です。どちらも手続き可能な時間が限られています。政府が受付時間を公開していますので、事前に確認してから向かうようにしてください。
Douglas
バンクーバーからシアトルへ行く際に通過するポイント。バスまたは車で行く必要がある。
- 受付時間 Monday to Thursday, from 10 am to 4 pm(2024/11/17現在)
Boundary Bay
Point Roberts。バンクーバーダウンタウンからスカイトレインとバスで約2時間で行ける。
- 受付時間 Monday to Thursday, from 10 am to 2 pm(2024/11/17現在)
Point Robertsでのフラッグポールの流れ(体験談)
流れ1.アメリカ入国
Bridgeport Stationから601番のバスでPoint Roberts – Boundary Bay Border Crossingに着いたら、歩いて国境まで行きます。
付近に到着すると、左側に茶色の建物が見えてきます。
建物内に入り受付の人にフラッグポールをしに来た旨を伝えると、「国境を回って戻って来い」と言われました。国境へは、写真に写っている道をまっすぐ行くと着きます。大きなゲートがあり、車が行き来していますが、横に歩行者用の道があります。
Stopと書いてあるサインの前でとりあえず待機していると、係員の人が待っている車を制止して「Walker!」と呼んできました。係員にパスポートを見せ、来た目的を伝えるとゲート横にある建物に入るよう言われました。その建物は入国の際に必要なお金を払う場所で、$6ほど払い(クレジットカード可能)無事アメリカに入国完了です。
流れ2.カナダ入国&ビザ更新
アメリカ入国後は、建物を出てゲートと反対側の道を行き、次はカナダに入国するゲートへ行きます。同様に係の人にパスポートを見せて目的を言い、最初に入った茶色い建物に再度入ります。
私が行った時は他にも何人か手続きをしており、20分ほど座って待っていました。
順番が来ると手続きカウンターへ行き、「ワーホリビザに切り替えに来ました」と言うと「POEレターと今のビザ見せて」と言われたので渡すと、10分ほどで新しいビザを発行してくれました。
ビザ更新の際の持ち物
- POEレター
- 現在のビザ
- パスポート
- 海外保険の証明書
- 貯金残高証明書
Coopビザからワーキングホリデーに切り替えた私が持って行ったものは上記の5つだけでした。ですが保険の証明書と貯金残高証明書は確認されませんでした。他のサイトの記事によると係の人によるそうです。保険はMSPを申請する予定でしたので、2か月分のものしか契約しませんでした。しかし場合によっては保険有効期間分のビザしか発行されない場合があると聞いたことがあるので、他の種類のビザに切り替える予定の方はしっかり確認してから行くようにしましょう。
最後に
切り替えが終わるまではちゃんと切り替えできるか非常に不安でしたが、行ってみれば意外にあっさり終わりました。しかし私の体験談が確実なものであるとは思わず、しっかり下調べして準備してから行くようにしてください。みなさんのバンクーバーライフに少し手も参考になれば幸いです。